パソコンからパソコンへOutlookExpressのデータを移す場合の説明です。
第６回でメールをフォルダごとバックアップする方法をご紹介しましたので、そちらも合わせてご覧ください。
今回は、メールのアカウント（メールアドレス）とアドレス帳（連絡先）のバックアップ方法を示すとともに、復元方法をもご紹介したいと思います。
早い話、データの復元と他のパソコンへそのデータを移す方法は全く一緒なのです。

バックアップから復元する事の意義は、ウイルス等にパソコンが犯された場合、ウイルスを除去してからデータの復元を行う際、バックアップデータから元のパソコンの状態に戻すという作業を行う時に必要となってくる作業になります。
また、パソコンからパソコンへOutlookExpressのデータを移す時の意義としては、重要度の高いメールの保持や、新しくメールアカウントを作成したり、新しくアドレス帳を作るという手間を省く事ができるのです。

これについては第６回を参照してください。

[ツール]−[アカウント]の順に選択していきます。
バックアップを取りたいメールアカウントを１つだけクリックします。
[エクスポート]をクリックし、分かりやすい名前を付けて一時的にデスクトップにでも保存しておきます。
他のメールアカウントも保存したい場合は、この操作を繰り返し行ってください。
あとはCD-R/RW等の外部メディアに保存しておいてください。

[ツール]−[アドレス帳]の順に選択していきます。
現れたアドレス帳のウィンドウの[ファイル]−[エクスポート]−[アドレス帳]の順に選択していきます。
分かりやすい名前を付けて一時的にデスクトップにでも保存しておきます。
あとはCD-R/RW等の外部メディアに保存しておいてください。

実はこの作業、ちょっと手間がかかってしまい、失敗すると危ないので、ここでは説明するわけにはまいりません。
ただ、フリーソフトとして出回っているものがあるようなので、後の回にてご紹介できればと思っています。

これでＯＥのデータは抽出完了しました。次回はこれを元に戻すという作業をご紹介したいと思います。