第3回 便利なボタン(1)

OEを開きますと、何か難しいことの書いてあるボタンやら、見てすぐに使えそうなボタンやらが表示されていると思います。メニューバーの下にある大きなアイコンの表示されている部分を、「ツールバー」といいます。

このツールバーは、いちいちメニューバーから機能を選択していかなくても1回クリックしただけで自分のやりたい機能が使えるというものです。
ツールバーのボタンの大きさも変えることができます。

ツールバーの上で右クリックをし、[カスタマイズ]を選択します。

図3−1

「テキストのオプション」では、ボタンと一緒に表示されているテキストの表示方法を変えることができます。
「アイコンのオプション」では、表示されているボタンの大きさを変えることができます。
最後に[OK]をクリックして終わりです。

ここで、現在ツールバーにあるボタンの機能について説明します。

新しいメール ボタンをクリックするとメールの作成画面が出てきます。その右隣の逆三角形(▼)のボタンをクリックすると、最近使用したひな形が10個、違うひな形を選ぶときには[ひな形の選択]、文字だけのメールを送るときには[ひな形を使用しない]、ネット上にあるページをそのまま送るための[Webページ]という機能があります。
返信 選択されているメールについて返信する機能です。
全員へ返信 宛先、CCに表示されている人に対して、全員に同じ内容のメールを送るための機能です。
転送 そのままの内容のメールを、自分の他のメールアドレスへ送ったり、他の人へ送ったりするための機能です。
印刷 選択されているメールの内容をそのまま印刷する機能です。
削除 選択されているメールを「削除済みアイテムに移します。「削除済みアイテム」で使用すると、完全に削除になります。
送受信 ボタンをクリックするとメールチェックや身送信メールの送信を行います。その右隣の逆三角形(▼)のボタンをクリックすると、「送受信」はボタンと同じ機能、全部のメールアドレスのメールをチェックする「すべて受信」、全部のメールアドレスでの身送信メールを送信する「すべて送信」、その下のそれぞれメールアドレスは、自分が送受信したいメールアドレスを指定してそれだけを送受信する機能があります。
アドレス アドレス帳が開きます。
検索 ボタンをクリックすると、埋もれてわからなくなってしまったメールを検索する検索窓を開く事ができます。その右隣の逆三角形(▼)のボタンをクリックすると、「メッセージ」はボタンと同じ機能、選択してあるフォルダ内に対して宛先・送信者・件名と同じ言葉のあるメールを検索する「このフォルダにあるメッセージ」、アドレス帳内にある人を検索する「人」、第1回のセキュリティ対策がしてある人は選択できませんが、選択されているメール内の本文に対して、キーワードの検索をする「メッセージ内のテキスト」という機能があります。
エンコード 第1回のセキュリティ対策がしてある人は選択できませんが、選択されているメールがもし文字化けしていたら、ここでちょっといじくって読める文章に直すことができる機能です。

この機能の追加や削除の方法については、次回の第4回で説明したいと思います。